暗門の滝は白神山地でも有数の名勝と言われています。 「ぶな林散策歩道」と「暗門の滝歩道」コースがあり、両拠点のアクアグリーンビレッジANMONまでバス、車で入れることもあって白神山地では最もポピュラーな観光スポットです。特に紅葉の季節は素晴しいです。 私は10月中旬に訪れました。紅葉の盛りにはまだちょっと間がありましたが素晴しい景色に感動しました。
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旅の2日目にアクアグリーンビレッジANMONのコテージに泊まりました。山奥なのになぜか夕食はフランス料理。それも本格的なコース料理で盛り付け、味とも満足度100%でした。(感激) 暗門温泉の露天岩風呂で山々を眺めながら手足を伸ばしてノ〜ンビリと温泉を満喫しました。 さて翌朝、コテージで支度を整えて出発! 暗門大橋を渡り、スタート地点の休憩所で「白神山地森林環境整備」の協力金をほんの少し寄付し、噂の美味しい湧き水をペットボトルに詰めて出発しました。 「ぶな林散策歩道」から「暗門の滝歩道」に入るコースが地元の方のお勧めです。 逆コースだと「ぶな林散策歩道」の方が急な上り坂が多くなり大変だそうです。 心地よい汗をかきながら足取りも軽くフカフカの落ち葉のじゅうたんを踏みしめてブナ林を散策。 最後の急坂を下りると「暗門の滝歩道」に合流です。 「暗門の滝歩道」は片道約1時間で3つの滝をめぐるコースです。 峻険な岩壁に囲まれた渓流沿いの歩道は整備されていますが足元が滑りやすく落石の危険もあり、雨で増水すると通行止めになります。 急流に架かる橋を渡ったり、原生林に包まれた断崖が目の前に迫ったり、人ひとりがやっと通れるほどのかなり狭い道幅が続きます。人とすれ違うのに譲り合わないといけないため、時間は余裕をもった方が良さそうです。 滝は普通、下から1、2、3と名付けられるそうですが、暗門の滝は上から1、2、3と名付けられています。 またぎの時代、下流から登るのが困難で山側から見える滝であったことから現在の名前がついたそうです。上に登るほど落差が大きくなります。 第二の滝に着いた時に一陣の風が吹き、断崖の上から落ち葉がヒラヒラと滝の前に舞ってきました。陽の光で葉っぱが輝いて見え神秘的でとても美しい光景に思わず歓声を上げました。 全部で2時間半のコースと書いてありましたが、実際は混雑していたのと写真撮影などでもっと時間がかかってしまいました。 |